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ミクロネシア連邦は太平洋の赤道の北半球側に沿って点在する607の島と環礁から構成されています。北側にはグアムやサイパン島の属するマリアナ諸島が広がっています。ミクロネシア連邦はヤップ州、チューク州、ポンペイ州、コスラエ州の4つの州があり、総面積は約700平方kmで日本の奄美大島とほぼ同じです。
チューク州は比較的大きな11の島を含む290近い小島で構成されています。陸地の総面積は127平方キロメートルで約40の島々に人々が生活しています。州都のウエノ島は、最大径64kmに及ぶ世界最大級の規模を誇るチューク環礁の主島。かつてはトラック諸島として知られていましたが1989年名称変更されました。
コスラエ州はミクロネシア連邦の最東端にある面積約110平方キロメートルの島です。ミクロネシア連邦での特にキリスト教の影響が強い土地柄で住民は慎み深く、いつも微笑みを浮かべています。コスラエ島は珊瑚に囲まれ、そのほとんどが熱帯性のジャングルに覆われた自然の美しさに富んだ火山島で、ミクロネシア最大のマングローブの樹林、島を縁取る砂州と海岸、ハイビスカスが咲き乱れ、バナナやヤシの実、柑橘類が豊富な事でも知られています。
ヤップ州はグアムの南西約800キロにあり、ヤップ本島と呼ばれる4つの島(ヤップ島、ルムング島、マアブ島、ガギール・トミール島)を中心に構成されています。ヤップはミクロネシアの中でも古来の伝統をかたくなに守っています。州都のコロニアの街中では、たいていの人々が見慣れた服装をしていますが、地元の村に帰ると昔ながらの下帯と腰巻を着ただけの生活に戻る人もいます。
ポンペイ州は25余りの島々で構成されており、その主島ポンペイ島には州都コロニアの他に、ミクロネシア連邦の首都パリキールがあります。ポンペイは1984年までポナペ(Ponape)と呼ばれており、現在もその名前は学校や企業関係などで使われています。ミクロネシア連邦で最も標高が高いポンペイ島で、800メートル級の山が2峰あって起伏が激しく、大変がジャングルに覆われています。