海外ダイビング旅行専門サイト|株式会社ユー・ツアー・サービス
ホホジロザメは世界で最も凶暴な部類のネズミザメ科のサメで、体長は大きいものでは4.8m以上、体重600kg~1トンにも及ぶ。別名で、ホオジロザメと表記される場合も多いが、正確にはホホジロザメ。動物食で、イルカやアシカ、オットセイ、アザラシなどの海洋哺乳類を主食とする。人間に対しても、過去には死傷事故が世界的に報告されており、サーファーや魚突き漁師、海水浴客などが襲われた例が多数ある。それをイメージして撮影された映画スティーブン・スピルバーグ監督の「JAWS」が有名。 英名:Great white shark 学名:Carcharodon carcharias
南オーストラリアのポートリンカーンを拠点に、ホホジロザメのケージダイビングを行っているロドニーフォックスシャークエクスペディションは、ホホジロザメのケージダイビングのパイオニアです。ロドニーフォックスでは、ゲスト12名が乗船できるクルーズ船プリンセスⅡ号を使い、朝から夕方までホホジロザメを狙うことが出来ます。プリンセスⅡ号には水面に浮かべたケージからホホジロザメに迫るサーフェイスケージと、水深10~15m前後に沈めるボトムケージの2種類のケージが用意されており、水面とボトムからのそれぞれ異なった雰囲気でホホジロザメの姿を観察出来ます。ホホジロザメがいる海域はポートリンカーンから南に下ったノースネプチューン島とサウスネプチューン島海域です。
水面ケージには一度に4人のゲストが入檻(各コーナーに一人ずつ)できます。ケージに入る際は、重さ12~16kg前後のウエイトベストを体に背負い、船の上から伸びた長いレギュレーターを咥えて檻の中に入ります。その際、フィンやスノーケルは装着しません。そのままでは波に体が揺られてるので、足元のアングルに足の甲を挟んで固定したり、手で檻のアングルを持って体を固定させます。ブイのついたロープの先にマグロの頭を結わえた餌をテンダーがケージのすぐ前に投げ入れてホホジロザメを誘います。しかし、すぐに餌をあげるわけではなく、ホホジロザメが近くに寄ってくるように、鼻面ギリギリまで寄せては引き寄せてを繰り返します。水面ケージに入る順番は直前にゲスト同士の話し合いで決まります。潜れる時間は厳密には特に決まっていませんが、他に待っているゲストがいるので、一度の時間はだいたい一人30分前後で交代となります。(他に待っていなければ多少長くてもOKです)サメの出方はその時々でまちまちなので、その入っているタイミングが良いか悪いかはその時々異なります。一度に2匹が来ることもあれば、全く寄ってこないこともありますが、ケージに入って待っていればチャンスが訪れます。ケージは細かい網目状のフェンスで出来ており、サメがケージの中に入ってくることはまず無いですが、カメラで撮影するための空間は目の高さや足元の一部に開いており、ワイドポートをつけた一眼レフハウジングくらいなら余裕で外に出すことが出来ます。水面ケージは、ボトムケージのダイビングに差し障り無いようなら、空いている時間はいつでも入って良いことになっています。 ボートから海底に降ろすボトムケージも構造的にはほとんど同じですが、一度に入れるゲストは3名までとなります。(残りの一名は安全管理とケージの上げ下げを合図するスタッフ)こちらの場合はスチールタンクを背負って入ります。(皆がタンクを背負っている分、水面ケージに比べると窮屈になります)水面ケージと同じくウエイトを背負い、フィンは掃きません。船上でケージに入り、皆の準備が出来ると、徐々にクレーンでケージが下ろされ、耳抜きを済ませながらゆっくりと潜行していきます。ボトムケージの場合は、サメの背景に海底の風景があるので、より自然な感じのサメの姿が観察できます。また、水面ケージよりボトムの方がサメの行動が大胆で、距離が近い場合が多いように感じます。潜水時間は水深と無限圧潜水時間によって左右されますが、だいたいボトムにいるのは20-30分で、その後は徐々に水深を上げながらトータル40分ほどとなります。ボトムケージはゲスト3名づつの交代制で、基本的には一人1日2回のチャンスがあります。
船尾に下ろされた水面ケージ
ケージの中ではホースの長いレギで呼吸する
足元をこのようにアングルにはさんで固定
マグロの頭をケージのすぐ側に落として誘う
水中に下りていくボトムケージ
餌を狙うホホジロザメ
日本と同じく四季がある。夏の気温は20-29℃(朝晩は15-17℃まで下がる)湿度が低く過ごしやい。比較的海況が安定しているシーズン。(風が吹かず、透明度も安定してよい)3-4mの雄、4.5m程の雌のホホジロザメが見られる。
冬の気温は12-13℃(朝晩は4-5℃まで下がる)低気圧が発生しやすく、めまぐるしく天気が変わる。風が吹き海況は荒れることも多い。5.5m程にまで成長した雌のホホジロザメは5-8月の冬場に出ることが多い。
例年3-4月は海況があれるシーズンで、サメもあまりいい時期ではない。
平均 | Jan | Feb | Mar | Apr | May | Jun | Jul | Aug | Sep | Oct | Nov | Dec |
気温 | 29-17℃ | 25-15℃ | 22-14℃ | 20-13℃ | 15-7℃ | 12-5℃ | 12-4℃ | 13-5℃ | 14-6℃ | 17-8℃ | 19-9℃ | 20-11℃ |
水温 | 18-19℃ | 18-19℃ | 19-20℃ | 19-20℃ | 18℃ | 18-16℃ | 16-15℃ | 16℃ | 17℃ | 17℃ | 18℃ | 18-19℃ |
透明度 | 15-20m | 15-20m | 15-20m | 15-20m | 15-20m | 15-20m | 15-20m | 15-20m | 15-20m | 15-20m | 15-20m | 15-20m |
情報提供:RODNEY FOX SHARK EXPEDITIONS
ゲスト最大12名までの収容が可能なプリンセスⅡ号。トイレシャワーのついたツインタイプのキャビン6部屋があります。食事はマッシュポテトやラム肉、野菜のグリル、パスタなどのオージー食がメインで、夕食の際にはワインも提供されます。コーヒー&紅茶は無料です。
プリンセスⅡ号
プリンセスⅡ号の食事の例
プリンセスⅡ号のツインキャビン
シャークケージダイブを下船後、ポートリンカーンでは様々な観光をアレンジ可能です。ポートリンカーンから約30km離れたミキラステーションでは野生のコアラやカンガルー探しをしたり、牡蠣養殖が有名なコフィンベイで新鮮な生牡蠣を食すことも。また、ポートリンカーンはアジア市場向けのミナミマグロ/英名:Southern bluefin tunaの蓄養が有名で、一部では観光用に生簀が開放されており、ミナミマグロの生簀で泳ぐ(スノーケルのみ)ことも出来ます。
ミキラステーションの野生コアラ
コフィンベイの生牡蠣
観光ツナスイム
サウザンブルーアパートメント
ベッドルーム
ダイニング
キッチン
トイレ
アメニティー類
フェイスタオルと固形石鹸
アメニティー類(各部屋共通)
室内設備
電源プラグ
携帯電話
Wi-Fi
※上記の情報は諸事情により余儀なく変わる場合がございます。
1日目 | 夜、成田発⇒シドニーへ <機中泊> |
---|---|
2日目 | ⇒シドニー⇒アデレード⇒ポートリンカーン 空港からタクシーで集合場所へ移動 <PrincessⅡ号泊> |
3日目 | 移動+ダイビング <PrincessⅡ号泊> |
4日目 | 終日、シャークケージダイブ <PrincessⅡ号泊> |
5日目 | 終日、シャークケージダイブ <PrincessⅡ号泊> |
6日目 | 朝、PrincessⅡ号下船 下船後、ポートリンカーン観光へ 午後、空港へ送迎 ポートリンカーン⇒アデレード⇒シドニー⇒成田へ <機中泊> |
7日目 | 早朝 成田着 |
利用航空会社:カンタス航空
利用ダイビングサービス:
Rodney Fox Shark Expeditions
最小催行人員:1名様から
別途必要費用
燃油サーチャージ
飲食代
※出発する月日により、2Day dive、4Day Diveのパターンもあります
※他に関空・中部発プラン、国内地方空港発なども可能です
海況などによって、ポイントやスケジュールは変更になる場合がございます。上記の情報は現地の諸事情により余儀なく変更されている場合がございます。
カンタス航空:
成田-シドニー(9時間35分)シドニー-アデレード(2時間10分)アデレード-ポートリンカーン(45分)
国名 | オーストラリア |
---|---|
首都 | キャンベラ |
ロケーション | 南オーストラリア州 |
最寄りの空港 | ポートリンカーン空港 |
利用航空会社 | カンタス航空 |
ビザ | ETA(イータス電子入国許可システム)で申請。観光や商業目的での短期滞在ならインターネットや旅行社から簡単に手続きが可能。 |
時差 | 4月から9月は日本+30分、10月の第1日曜日から翌年の4月の第1日曜日までサマータイムが実施されるので日本+1時間+30分になる(ポートリンカーンの場合) |
気候 | 温帯性気候(ポートリンカーンの場合)オーストラリアは南半球に位置するため、日本とは季節が真逆。夏12-2月・冬6-8月。日本と同じく四季があり、夏の日照時間は15時間にも及ぶ。夏は快適に過ごしやすくベストな季節。夏の日中はTシャツでも可能だが、朝晩は15℃くらいまで下がるため、薄手の上着があると良い。冬は日本の本州中部沿岸部と同じくらいの気温で推移し、朝晩7℃ほどまで下がるため、フリースなどの防寒着が必要。 |
平均気温 | 夏は20-29℃(朝晩は15-17℃くらいまで下がる)、冬は12-13℃(朝晩は4-5℃くらいまで下がる) |
平均水温 | 15-20℃ |
適正スーツ | 6.5mmカブリ~2mmドライスーツ+専用インナー。現地にはレンタルとして7mmの両面ジャージツーピースがある。 |
透明度 | 通年15-20m |
言語 | 英語 |
電圧 | 240-250V(50Hz) |
プラグタイプ | O-type(ハの字型) |
通貨 | AUドル 1A$=約97円 (2014年7月現在) |
両替 | 出発前に日本の空港内で両替をするか、現地空港の両替所で |
チップ | 基本的に必要ないが、良いサービスを受けたときや、荷物を運んでもらった際は1個につき2$程度 |
空港税 | 原則、出国税と共に航空券に込みで請求される |
※上記の情報は諸事情により変わる場合がございます。