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セブ島北部の沖合いに浮かぶマラパスクア島は、マクタン・セブ空港から車で約4時間ほど北上したマヤ港から、リゾートのボートで約30分ほどで到着する。高い山のない平坦な島で、白砂のビーチのすそを椰子の木々が装う。漁民が暮らすこの島に、車などが走るような道路はもちろん無く、ビーチ沿いに島民が歩く砂の歩道がある程度で、のどかな雰囲気。一周20Kmほどの小さな島には、いまやヨーロピアンが経営する10件ほどのダイビングサービスやリゾートがあり、まさに島全体がビーチリゾート。ここでは、年間を通してオナガザメの仲間(ニタリ)が見られることが有名で、人気のアジアンダイブサイトの一つ。
ニタリはオナガザメ科のサメで全長2~4m。人を襲った例は無く、性格はきわめておとなしい。尾ビレが長くしなやかで、魚を捕食する際にむちのように使って小魚を叩き落とすとされている。 マラパスクア島のニタリは、体についた寄生虫などをとるためにベラにクリーニングされにやってくる。世界的にもそのような生態観察ができる場所は珍しい。年間を通して見られるが、現れる時間帯が日の出直後の早朝の時間帯なので見たい方は早起きが必要だ。以前のクリーニングステーションも健在だが、新しいクリーニングステーション(通称サンドスロープと呼んでいる場所)が見つかり、そこでもニタリが観察できるようになった。そこは更に個体数が多く、向かう途中のドロップの棚下は丁度ニタリが通過する場所のようで、1時間の間に大小6個体以上のニタリがカウントできた。古いクリーニングステーションとあわせると、いったい何匹のニタリがこの周りにいるのだろうか?ニタリがうじゃうじゃいる、ほんとうに不思議な場所。
ポイントに向かう途中夜明けを迎える
海底に着底してニタリを待つ
正面から向かってくるニタリ
ニタリ独特のシルエット
現場はこんな感じの場所
時にはマンタもやってくる
ニタリ狙いのダイビングで行く、モナドショールは水深25m前後にあることから、現地ではAOW(アドバンスオープンウォーターダイバー同等)以上のライセンス保持者に限り参加可能となっている。ナイトロックス(32~36%)もあるので、資格があればレンタル可能。より長く潜れる事で、遭遇のチャンスが広がる。
(大物編)
ニタリ(Monad Shoalの早朝)、ネムリブカ(Gato Island)、ハンマーヘッドシャーク(Kemod Shoal)、マンタ(Monad Shoalのデイタイム)、アオウミガメ
(マクロ編)
テンツキチョウチョウウオ、ゴールドスペックジョーフィッシュ(Opistognathus randalli)、トウアカクマノミ、スパインチークアネモネフィッシュ(Premnas biaculeatus)、レティキュレイトボックスフィッシュ(Ostracion solorensis)、ニチリンダテハゼ、フィラメントフラッシャーラス(Paracheilinus filamentosus)、ラインスポットフラッシャーラス(Paracheilinus lineopunctatus)、ブルーストライプフェアリーラス(Cirrhilabrus cf. temminckii)、フチドリハナダイ(Nunez Shoal/Caranggaman Island)ニシキフウライウオ、ハナヒゲウツボ、マンジュウイシモチ、ニシキテグリ、ハダカハオコゼ、クマドリカエルアンコウ、イロカエルアンコウ、オオモンカエルアンコウ、ピグミーシーホース(Hippocampus bargabanti/Gato Island)、デニスピグミーシーホース(Hippocampus denise/Caranggaman Island)、マルチストライプドカーディナルフッシュ(Apogon multilineatus)、チークスポットカーディナルフィッシュ(Apogon chrysopomus)、シルバーラインドカーディナルフィッシュ(Apogon hartzfeldi)、リングテールカーディナルフィッシュ(Apogon annularis)、イエローアイカーディナルフィッシュ(Apogon moluccensis)、レッドマージンシュリンプゴビー(Amblyeleotris rubrimarginata)、ホシベニサンゴガニ、イソコンペイトウガニ、オラウータンクラブ、コールマンシュリンプ(Periclimenes colemani)、ブロッキーシュリンプ(Allopontonia brockii)、ムチカラマツエビ、ビシャモンエビ、キミシグレカクレエビ、サクラコシオリエビ(ピンクスクワットロブスター)、ブルーリングオクトパス(Hapalochlaena lunulata)
水上にも洞窟があるガトー島
ピグミーシーホース
テンツキチョウチョウウオ
ガトー島のカラフルなソフトコーラル
色鮮やかなフチドリハナダイ
色鮮やかの魚が群れるカランガマン島
フォト派人気のコールマンシュリンプ
ブルーリングオクトパス
ガトー島のスイムスルーの出口
ベストシーズン1~5月
ニタリ(通年・早朝)、マンタ7月中旬~12月
雨期 8月~12月(8~9月は台風次第)
月 | Jan | Feb | Mar | Apr | May | Jun | Jul | Aug | Sep | Oct | Nov | Dec |
気温 | 30℃ | 30℃ | 30℃ | 30℃ | 30℃ | 30℃ | 30℃ | 28℃ | 28℃ | 28℃ | 28℃ | 28℃ |
水温 | 28℃ | 28℃ | 28℃ | 28℃ | 28℃ | 28℃ | 27℃ | 27℃ | 26℃ | 26℃ | 26℃ | 26℃ |
透明度 | 15-20m | 15-20m | 15-20m | 15-25m Over | 15-25m Over | 15-25m Over | 15-25m Over | 10-15m (時々5m) |
10-15m (時々5m) |
10-15m (時々5m) |
10-15m (時々5m) |
10-15m (時々5m) |
情報提供:Tong / Exotic Island Dive Resort
すべてボートダイビング。フィリピン特有のバンカーボートで、島の周り約20箇所のダイブサイトにアクセスする。店によって多少異なるが、ダイブスケジュールと潜るポイントは、前日の夕方までにダイブボード(掲示板)に示されるので、その中から好きな時間とポイントを自由に選択することができる。人気生物はガイドがポイントごとに細かく把握しているので、リクエストしておけば見せてくれる。
1997年、マラパスクアで最初にダイビングを始めたパイオニア老舗リゾート。ダイブサービスとリゾートが一体になっており、使い勝手が良い。マラパスクア島の南東に位置し、ニタリの出るポイント「モナドショール」に最も近い。
Deluxeの玄関&テラス
Deluxeの室内
Super Deluxeの外観
Super Deluxeの室内
【用意されているアメニティー類】
バスタオル、ビーチタオル(レセプションにて)、シャンプー、固形石鹸
※ミニバー内のミネラルウォーターは有料となります。
【室内の設備】
エアコン、トイレ、温水シャワー、ミニバー(ビール・ワイン・お菓子、ソフトドリンク※有料)、クローゼット、ハンガー、鏡、電気220V(プラグAタイプ又はCタイプ)
【用意されているアメニティー類】
バスタオル、シャンプー、固形石鹸
【リゾート施設】
レセプション
レストラン
リゾート前のビーチ
【サービス】
ランドリーサービス(有料)
【現地での支払い】
フィリピンペソ、ドル、ユーロが可能。
※クレジットカードの場合は、別途3.5%クレジットチャージを必要とします。(VISA/Master Card)
【リゾートの設備】
Wi-Fiがレストラン付近で利用可能(回線は遅い)
【レストラン利用時間】
AM7:00~PM11:00
【あった方が良い物】
水着、虫除け薬、歯磨きセット、サングラス、日焼け止めなど
【ダイビングサービス】
PADI5スターファシリティのマラパスクアで最初のダイビングサービス。4隻のバンカーボートと2隻のスピードボートを駆って、少人数制でスポットへ案内してくれる。レンタル器材も、重器材のみではなくデジタルカメラもあり充実。ナイトロックス設備も完備しているので、ライセンス取得者は是非ナイトロックス使用をおすすめ。
・マラパスクア入海料:150ペソ/1日
・モナショールフィー:50ペソ/1本
・ナイトロックス32%,36%あり:350Php/1本(ナイトロックス資格者)
・カランガマン島遠征:900Php(デイトリップ代&入島費) *2020年9月現在
機材干し場
ショップ内
バンカーボート
1日目 | 成田・関空・中部発→直行又は経由便→セブ空港着 到着後、車とボートでマラパスクアへ 夜、リゾートチェックイン※2023年2月現在、17時~翌朝5時までの、マヤ港⇔マラパスクア間の船舶の 運航が禁止されております。成田午前発の直行便利用以外の場合、セブ にて1泊となり、翌朝の早朝ダイブにはご参加いただけません。<リゾート泊> |
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2日目 | ★早朝(ニタリ狙い)1ダイブ 午前~午後2ダイブ ※オプションでサンセットまたはナイトダイビング可 <リゾート泊> |
3日目 | ★早朝(ニタリ狙い)1ダイブ 午前~午後2ダイブ ※オプションでサンセットまたはナイトダイビング可 <リゾート泊> |
4日目 | 早朝、チェックアウト後 ボートでマヤ港へ移動 送迎車でセブ空港へ 出国手続き後 セブ空港発→直行又は経由便→成田・関空・中部へ ※成田着の場合は午後の直行便利用可 |
1日目 | 未明、羽田発→マニラ空港→セブ空港着 車とボートでマラパスクアへ送迎 リゾート到着後、昼食 午後フリータイム ※現地申込にてダイビング可 <リゾート泊> |
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2日目 | ★早朝(ニタリ狙い)1ダイブ 午前~午後2ダイブ ※オプションでサンセットまたはナイトダイビング可 <リゾート泊> |
3日目 | ★早朝(ニタリ狙い)1ダイブ 午前~午後2ダイブ ※オプションでサンセットまたはナイトダイビング可 <リゾート泊> |
4日目 | 朝、チェックアウト後 ボートでマヤ港へ移動 送迎車でセブ空港へ 出国手続き後 セブ空港発→マニラ空港へ 出国手続き後 マニラ空港発→羽田へ |
※その他福岡発 マニラ経由などもあります
利用航空会社:フィリピン航空(毎日運行)
成田発 セブ直行便
羽田深夜便・成田・関空・中部・福岡 マニラ経由 ※毎日運行
利用予定ホテル/リゾート
最小催行人員:1名様 (1人部屋追加代金、送迎+ボート追加代金要)
※海峡などによってポイントやスケジュールが変更になる場合がございます。また上記情報は現地の諸事情により変更を余儀なくされている場合もございますので予めご了承ください。
マラパスクア島の周りに約20箇所のダイビングポイントがある
(Wide) 早朝にニタリが現れるポイント。リゾートから20~30分。水深24~28m前後にあるフラットな沈み根でクリーニングされにやってくるニタリを根待ちする。新しいクリーニングステーションも最近見つかり、そちらはドロップの途中にある砂地のスロープ。似たりの通り道にもなっていて、ドロップの上から下を見ると、どこかに向かっている最中のニタリが次々と通過する。ニタリの大きさは全長1.5-2m程。数匹同時に現れることもある。現地の取り決めで、5:30 6:00 6:30の出発が日替わりで各サービース毎に割り当てられている。日中には同じ場所でマンタがよく現れる。
(Macro) フラットなリーフでカエルアンコウ類が至る所に多い。オオモンカエルアンコウやクマドリカエルアンコウなどが定番。その他、ピグミーシーホースやウミウシ、ソフトコーラルに隠れた甲殻類も多い。初心者から上級者まで広く楽しめるポイント。
(Macro) 地味系のソフトコーラルが生息する砂地を交えた浅いリーフ。ウニ・ヒトデなども多く、それらに隠れる小さな魚、ウミウシなどが多い。のんびりと生物を観察するのに適している、初心者から上級者まで広く楽しめるポイント。
(Wide&Macro+Cave) ガトーアイランドは、マラパスクア島から日帰りトリップで向かう離れ島。ボートで片道1時間半ほど。島の内部に南北に走る洞窟があり、水中から島を通り抜ける事が出来る。周囲は切り立った岩礁で、ウミトサカなどのソフトコーラルが一面を飾りとても美しい。ネムリブカやタツノオトシゴ、カエルアンコウ、2-3m程の浅場ではテンツキチョウチョウウオが見られる。マラパスクア島で行われているダイビングポイントの中でも、風景・生物共に一味違っているので、滞在中に行くチャンスがあれば是非必見のポイント。
(Wide&Macro+Cave) カランガマンアイランドは、マラパスクア島から日帰りトリップで向かう離れ島。ボートで片道1時間半~2時間ほど。途中のNumaez Shoalで1ダイブし、ランチでカランガマン島に上陸して、午後カランガマン島で潜るパターンが一般的(利用するダイブサービスにより違う)、水深220mまで落ちるドロップオフがあり、マラパスクアのダイビングポイントの中では異色。リーフのサンゴも綺麗でハナダイ・フュージュラー類が群れる。フチドリハナダイや、デニスピグミーシーホースなどもここならでは。
(Night&Macro) 近くに沈船もあるが、主にサンセット&ナイトダイビングに利用するポイント。浅場のユビエダハマサンゴの周りにたくさんいるニシキテグリの産卵シーンは見所。個体数も多く、一人一個体ずつ割り当てられるほど。もっともタフそうな、オスを探して観察するのがコツ。そのほか、ナイトでは、サンゴ礁に生息する甲殻類やダンゴイカ、ブルーリングオクトパスなど見所が多い。
(Drop Off) 水深8~12mのなだらかな斜面が続き、その先は20mまで落ちるドロップオフ。さらに30mの砂地まで続いている。ピグミーシーホースやカエルアンコウなどの人気生物が多い。
(Wide&Macro) Exoticのオリジナルポイント。ハウスリーフと名がついているが、リーフからは遠いのでボートで潜る。最大水深13mの白く美しい砂地に、アマモなどの海草が生え、所々に人工的な漁礁が沈んでいる。漁礁にはテンジクダイ類が豊富にいるほか、ニシキフウラウオやウミウシなどマクロ生物も多くカメラ派のダイバーも楽しめる。
フィリピン航空直行便の場合
成田空港より1日2便(毎日運航)
午後、成田空港を出発しセブ空港へ(約5時間)
成田・関空・中部国際空港を出発しマニラへ(約5時間)、マニラ空港で入国手続きを済ませ、国内線ターミナルへ移動、午後、国内線でセブ空港(約1時間25分)へ
セブ空港到着後、送迎車で移動してセブを北上しマヤ港へ(約4時間)。
マヤ港からマラパスクア島へ船で渡る(約30分)
※2023年2月現在、17時~翌朝5時までの、マヤ港⇔マラパスクア間の船舶の
運航が禁止されております。成田午前発の直行便利用以外の場合、セブ
にて1泊となり、同日中にマラパスクアへ入ることが出来ません。
国名: | フィリピン共和国 |
首都: | マニラ |
ロケーション: | マラパスクア島 |
最寄りの空港: | マクタン・セブ空港 |
利用航空会社: | フィリピン航空(直行便・マニラ経由) |
ビザ: | パスポートの有効期限が滞在日数+6ヶ月以上ある場合、ビザは不要 |
時差: | 日本-1時間 |
気候: | 熱帯性気候。雨季8-11月中旬・乾季12-7月 |
平均気温: | 25-30℃以上 |
平均水温: | 27-30℃以上 |
適正スーツ: | 3mmワンピース |
透明度: | 15-30m以上 |
言語: | タガログ語・英語 |
電圧: | 220V(60Hz) |
プラグタイプ: | A-type(日本と同じ) |
通貨: | ペソ 1Peso=約2.5円 (2023年2月現在) |
両替: | 空港ターミナル内の両替所が良い |
チップ: | 荷物1個につき20P程度 |
空港税: | フィリピン出国税935ペソ(マニラ経由の場合550ペソ)が必要 ※日本払い |
※上記の情報は諸事情により変わる場合がございます。
マニラでのスムーズな国内線乗り継ぎと時間の余裕を図る為、日本での出発時、航空会社のカウンターでチェックインする際には座席を前方通路側にて希望することをお勧めします。
ペソへの両替は、日本でするよりセブ又はマニラについたとき、イミグレーションを出るとすぐ左にある、ターミナル内の両替所で換金するのがベストです。必ず100ペソ札以下の小額紙幣を混ぜてもらうように希望してください。500や1000ペソ札はお釣りがないと断られることが多いです。
(注意:必ず国際線ターミナルを出る前に両替を済ませてください。国内線ターミナルには両替する場所がありません。
受託手荷物について
フィリピン航空のエコノミークラスのチケットの場合、個数制で1個あたり23kg以内の荷物を2個まで無料で預けることが出来ます。いずれも3辺の和が158cmを超えないことが条件となります。(2023年2月現在)
国内線に関しは基本的に国際線と同じ規定が適用となりますが、路線や航空券種別によっては異なる場合もございます。詳しくはフィリピン航空サイト(日本語) 無料受託手荷物をご覧ください。
フィリピン航空を御利用される場合は、ご搭乗に合わせてマイルを貯められる「マブハイマイルプログラム」へのご入会がお得です。詳しくはhttp://jpn.philippineair.com/member/entry.htmをご覧ください。